- 「生き残るための用がある 妨害するなら剣で受けて立とう」
- ―アマンド
アマンド(Ammand)とは、カトラー・ベケット卿が世界から海賊を根絶しようとしていた時代の黒海の海賊長である。アマンドは"アマンド・ザ・コルセア"と呼ばれることもある。彼は東インド貿易会社との戦争が決議された第4回海賊評議会に出席した9人の海賊長のひとりでもある。アマンドは熾烈なカリプソの大渦巻きの戦いにも参加している。
経歴[]
生い立ち[]
旗艦<セレフ号>から、アマンドはキリスト教異端者の船を襲撃する公賊の組織バルバリア・コルセアを率いた。彼はオスマン帝国と力を合わせてモロッコからトルコまでを支配しその先に侵攻することもあった。彼は時としてアドリア海に姿を見せこの海域を支配する海賊長であるエドゥアルド・ビジャヌエバの怒りを買った。アマンドのバルバリア・コルセアはアドリア海を警護するビジャヌエバのスペイン財宝艦隊と頻繁に衝突した。
アマンドは教会への対立行為、教会の物品の窃盗、尼僧の襲撃、黒海での海賊行為などの罪で東インド貿易会社から生死を問わず4,400ギニーの賞金をかけられた。
アマンドはヘクター・バルボッサからの招集に応じて他の海賊長たちと難破船町で開かれる会合に向かった。しかし彼は一度そこで気が変わり評議会への出席を拒否した。ジャック・スパロウが彼を見つけて説得するためにキャプテン・ティーグによって送り込まれた。アマンドは頑なに拒否し剣による決闘が起こった。部下のひとりがスパロウにココナッツを投げつけていたにも関わらずアマンドは敗北し不服ながらも評議会に出席したのであった。